八千代市・工務店 グラスランチハウスの中村です。

ペットにやさしい家づくりをする時には、
はじめに犬や猫といったペットそれぞれの習性を理解しておくことが重要です。
ペットも大事な家族の一員です。
ペットにやさしい家づくりをするために、犬や猫それぞれの特徴を覚えておきましょう。

今日は「ペットが喜ぶ快適な家づくりのポイント」を紹介します。




〈目次〉

1.犬と猫の特徴
1-1.犬の特徴
1-2.猫の特徴


2.ペットにやさしい家づくり 3つのポイント

2-1.安全面の考慮
2-2.ペットにやさしい素材を使用
2-3.いつでも快適な温熱環境をつくる


3.まとめ




1.犬と猫の特徴


1-1.犬の特徴
・運動(お散歩など)が大好き。
なるべく思いっきり走り回ることができるような間取りを考えましょう。

・外を眺めるのが好き
外を眺めて、ご主人の帰宅をずっと待っている犬もいます。
そのため外を眺めることのできる窓をつくってあげると◎

・寂しがり屋さん
犬は基本的に寂しがりやです。
犬のスペースをつくる時には、家族が集まるリビングなどが望ましいです。

・暑いのが苦手
犬は体温調節をするのが苦手です。
体の熱を冷ませるような日陰のスペースがあると喜びます。




1-2.猫の特徴

・立体的で高い場所が好き
キャットウォークをつくってあげると猫は喜びます。
木造住宅であれば梁などが、キャットウォークの役目を果たしてくれます。

・日向ぼっこがする
日向ぼっこが好きな理由は2つあります。
①体温調節 ②ノミやダニなどの害虫駆除のため

・狭い場所を好む
猫しか通れないような狭い場所をつくってあげると喜びます。

・ペットドアや爪とぎ柱の設置は必須!
きちんとしつけると、その柱以外では猫も爪とぎをしなくなります。
またテリトリーを見まわる習性があるので、自由に歩きまわることができると◎
それプラス猫専用のペットドアがあると嬉しさ2倍です。





2.ペットにやさしい家づくり 3つのポイント


2-1.安全面の考慮
犬と猫にとって足腰に負担がなく、怪我をしにくい環境づくりをしましょう。

(例)犬の場合
◇段差を極力少なくする
階段やソファーなど家の中にある段差は極力減らすようにしましょう。
愛犬が上り下りを苦にしていないようにみえても
毎日の階段の上り下りの繰り返しで足や腰に負担がかかってしまいます。
段差を極力少なくするか、犬が使わないように柵をするなどして工夫をしましょう。


(例)猫の場合
◇キッチンの侵入を防ぐ
猫にとってキッチンには興味があるものがたくさんあります。
また、猫は犬よりもジャンプ力があるため、柵とかだと簡単に飛び越えてしまいます。
なので仕切りやドア、室内窓などでキッチンを独立させるのがオススメです。

\Point☝/
また、ペットの事故が起こりやすい浴室には最善の注意を!!
浴室のドアは常に閉めておき、簡単にペットが出入りできないようにドアを内開きの扉にすれば安心です。
溺水防止に湯船のフタも常に閉めておきましょう。



2-2.ペットにやさしい素材を使用する
ペットにやさしい素材とは、滑りにくいフローリングです。
「ペットが滑りにくい」「汚れても掃除がしやすい」「傷がつきにくい」
この三拍子が揃うと床材が、ペットと暮らす家には最適です。
まずは、ペットにやさしい床材はありますか?と設計士さんに相談してみましょう。


2-3.いつでも快適な温熱環境をつくる
犬や猫にとって温熱環境がとても大切です。
人間は衣類を着たり脱いだりと調節することができますが、
犬や猫は、自分で体温調節をすることができません。
ペットに快適な温熱環境は、人間にとっても快適に過ごせる環境です。

犬や猫にとって快適温度は22℃前後です。
夏の暑さ対策には、冷房時は室温が27℃を超えないように25~26℃、湿度は40~60%程度を保つのがオススメです。
ヒンヤリとした土間やタイルなどの素材に触れているだけでも体感温度をやわらげられます。
真夏でも適切な空調管理がしやすい高気密高断熱住宅は犬や猫に快適な温熱環境になります。


3.まとめ


いかがでしたか?
ペットにやさしい家づくりをするためのポイントは「ペット目線で考える」ということです。
ペットの目線で考えると、今まで気付かなかったことにも気づけます。
飼い主が留守の間にも犬や猫が安全に快適に暮らせる環境をつくってあげましょう。
危険から守り、安全な環境をつくってあげるのも飼い主の大事な役目です。











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