八千代市・工務店 グラスランチハウスの中村です。

みなさんは家づくりをする時にコンセント計画をしていますか?
注文住宅では、間取りやコーディネートの打ち合わせが終わった後に
コンセント・LAN配線・照明器具などの配置を決める電気工事の打合せがあります。

そこで今日は「家づくりで失敗しないコンセントの配置の決め方」について紹介します。


〈目次〉

1.コンセントの配置で失敗する3つの原因
1-1.コンセント計画をきちんと行わない
1-2.コンセントを最低限必要なところにしか設置しなかった
1-3.コンセント計画を妥協した

2.失敗しないコンセントの配置をするための3つのポイント
2-1.図面が出来上がり次第、すぐにコンセント計画を立て始める
・コンセント計画のやり方
2-2.新居に必要な家具や家電を予想して図面に書き込む
2-3.図面に生活動線(ルーティーン)を書き込む

3.コンセントの数の目安

4.まとめ



1.コンセントの配置で失敗する原因


意外にも、家づくりの失敗で一番多いのが「コンセントの配置」です。
ここにコンセントが欲しかった…
ここのコンセントが必要なかった…なんてことも
では、どうしてそんなことになってしまったのか説明します。




1-1.コンセント計画を行わない
コンセント計画とは、簡単にいうとコンセントの配置を決めるための計画です。
コンセント計画を怠ると、入居後にコンセントの差込口を増やすことにもなりかねません。
その場合は、差込口を増やすのは、数千円~・増設は、数万円にもなります。
余計な出費をしないためにも面倒がらずに、コンセント計画をきちんと行いましょう。


1-2.最低限必要なところにしかコンセントを設置しなかった
入居してから、ここにコンセント設置すれば良かったなんてことにならないように
これからの生活で使う予定の家電や家具を一通り書き出してみてください。
書き出してみると、案外ここにもコンセント必要だなとわかってきます。
これもコンセント計画の一つです。



1-3.コンセント計画を妥協した
家づくりはコンセント以外にも、決めることが沢山あります。
だからといって、コンセントは後回しなんて考えてはいけません。
コンセントの配置や数は、電気工事打合せの時に一緒に行われます。
内装工事が完了したら配線ができなくなるからです。
だからこそ、きちんとコンセント計画を行っておく必要があるのです。



2.失敗しないコンセント配置をするための3つのポイント


失敗しないコンセントの配置をするためには、大きく分けて3つのポイントがあります。
3つのポイントをおさえて、失敗しないコンセントの配置をしましょう。



2-1.図面が出来上がり次第、すぐに計画を立て始める
コンセント計画には、かなりの時間が必要です。
図面が出来上がる前に、新居で使う家具・家電のリストアップをして
きちんとコンセント計画をしておくとスムーズにいきます。
※季節ごとに活躍する家電も忘れずにリストアップしましょう。




コンセント計画のやり方
①使う予定の家電や家具をリストアップする
②図面に家具や家電の位置を書き込む
③図面に生活動線を書き込む
①~③までのことをすると、生活のイメージが沸いてきます。



2-2.新居に必要な家具・家電を予想して、図面に書き込む
図面に書き込むことによって、より明確になるためコンセントの配置や必要な数がイメージできます。
(例)
・ソファーはここに置きたかいから、この位置だとコンセントが使いやすいかな
・キッチンには電子レンジやオーブントースターもあるから、念のため差込口3口は欲しい
などなど、図面に書き込むとよりイメージがしやすくなるので、失敗しないコンセントの配置ができます。
また、使う家具や家電が決まっている場合は、サイズも図っておくとより明確にわかります。





2-3.図面に生活動線(ルーティーン)を書き込む
できあがった図面を複数枚コピーして、家族全員分のそれぞれの生活動線(ルーティーン)を書いてみましょう。
(例)
・家事をやりながら子育てをする奥様の動線
・起床~会社に行くまでのご主人の動線
・学校から帰ってきた子供たちの動線
家事動線(特に掃除機をかけるときの動線)⇐重要



3.コンセントの数の目安


コンセントの数は、部屋の大きさによって異なります。
お部屋が6畳未満であれば3個、6~8畳であれば4個、8~10畳であれば5個
あくまでも目安なので、ご自身の生活に合う数にしましょう。
部屋に複数のコンセントを設置する際は、部屋の対角線上に分けると延長コードを使わなくて済むのでオススメです。




4.まとめ


八千代市の工務店 グラスランチハウスの失敗しないコンセントの配置の決め方いかがでしたか?
コンセント計画の重要性をおわかりいただけましたか?
手間だし、面倒かもしれませんが、きちんとコンセント計画をすることで
失敗しない家づくりに繋がっていきます。





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